インターネットをつなぐのに必要なプロバイダの中でも人気のある光回線をご存知ですか?なぜ光回線が人気なのでしょうか。その実態として、メリット・デメリットをご紹介していきます。また、さまざまな光回線サービスが提供されている中で、乗り換えを検討する人も多いのでは?乗り換え時に起こるトラブルについてもご紹介します。
光回線って知っていますか?
そもそも光回線とは
光回線とは通信手段として、光ファイバーケーブルを使う回線のことを指します。電気信号を光に変えてから伝達する光ファイバーは、電磁波の影響を受けないため、ノイズに強いのです。大容量のデータを、長距離までストレスなく伝送することができます。
光回線のメリットは?
インターネットを利用する多くの人が光回線を使用するのには、メリットがあるからです。光回線は通信速度が速いことが大きな特長になっています。インターネット上には多くの画像や動画がありますが、大容量のコンテンツでもサクサク動かせるのです。また、基地局からの距離によって速度が左右されるものではないので、安定した通信を維持でき、快適にインターネットを楽しむことができます。
光回線のデメリットは?
光回線を使用するために、光ファイバーを建物内に取り入れる工事が必要です。工事には時間を要したり、費用がかかることがデメリットとしてあげられます。工事をするにも、一戸建ての場合は自分たちだけで判断ができますが、賃貸のマンションやアパートの場合には大家さんの許可が、また、分譲の場合でも、管理組合や他の住民の方への許可が必要になるのです。
光回線への勧誘トラブル
卸売りが開始したことで競争が激化
光回線のトラブルが頻発しているのには、NTTの東日本・西日本が2015年2月1日以降に光回線の卸売りを開始したことがきっかけになっています。光コラボレーション事業者だけでなく、異業種からの新規参入もあり、多くの事業者がこぞって独自のサービスを打ち出して、顧客獲得のために動くようになりました。消費者にとっては選択肢が増えてプラスに見えるのですが、同時に契約トラブルも多く発生するようになったのです。
頻発する勧誘トラブル
選択肢が増えることで乗り換えを考える人も多くいるでしょう。トラブルで多いのが勧誘時のトラブル。多くの事業者が電話での勧誘を行っています。勧誘時にしっかりとした説明がなく、料金の相違や速度の違いで不満を持つ人も多く出ているのです。勧誘時の内容と違うと思い解約をしようとすると、高額の解約金を請求されるなど、説明不足から多くのトラブルを招いています。
勧誘トラブルに巻き込まれないために
一旦契約をしてしまうと、その時には理解していても、時間が経てば忘れてしまうもの。乗り換えると安いからと安易に勧誘にのるのではなく、現時点での契約をきちんと把握をしてから検討をしましょう。もしトラブルに巻きこまれてしまった場合には、最寄りの消費生活センターへ素早く相談してください。
光回線に乗り換え工事に関するトラブル
光回線を使用するためには工事が必要
光回線を使用するためには、光ファイバーを建物内に引き込む工事が必要で、その工事の際にもトラブルが起きているのです。光回線にするための工事に関するトラブルをご紹介します。
工事費が安くなるキャンペーンの落とし穴
多くの光コラボレーション事業者が競争している中で、顧客獲得のために工事費を安くするサービスをうたうところもあるでしょう。しかし、安いからとすぐに食いついてはいけません。そもそも光ファイバーを取り込む必要がない場合もあるのです。キャンペーンに踊らされて、光回線への加入を決めることもありません。
契約する前に光コンセントがあることを確認しよう
戸建てやマンション・アパートによっては、すでに光回線を取り込んでいる可能性があるのです。コンセントのところに、光コンセントという部分があるかどうか確認をしてください。もしすでに引き込みが完了していれば、自分でケーブルを端末につなげるだけでいいのです。わざわざ工事業者を呼んで作業してもらう必要はありません。事前に確認するだけで、費用を抑えることができるのです。
まとめ
快適なインターネットライフを送れる光回線ですが、様々なトラブルが起きているのは事実です。知識があるかないかでトラブルに巻き込まれる可能性が違ってきます。キャンペーンなどのお得な情報だけに飛びつかずに、知識を得てから乗り換えを検討しましょう。