種類も増えてきた通信回線ですが、中でもWi-Fiルーターは小型サイズのモバイルルーターも登場し、多くのユーザーが快適にデータ通信などを利用できる環境にもなって来ました。今回はそんなWi-Fiルーターでも、大手キャリアであるdocomoの解約手続きや注意点などをまとめていきます。
docomoのWi-Fiルーターの特徴とは?
docomoはNTTドコモが運営している通信事業です。スマホやタブレットをはじめ、携帯やモバイルルーターなど通信事業を請け負っている企業で、近年iPhoneを商品に取り入れたことでも注目が集まりました。元々は「日本電信電話公社」と呼ばれる国営の通信企業を媒体としており、スマホや携帯などの小型通信機器を取り扱う携帯事業をdocomoとしてブランド化してきました。
NTTドコモでは、同時に家庭用の通信回線であるプロバイダ事業もになっており、日本国内のさまざまな通信回線を生業としている企業でもあります。そんな通信回線の中でも近年特にユーザーを伸ばしているWi-Fi。特に、モバイルルーターを用いたWi-Fiルーターは、docomoでも人気の高い商品となっています。
製品の種類は現在のところ4種類ありバッテリーの持ち、持ち運びやすさなどそれぞれに特化したものを中心としています。中でも2016年6月に登場したWi-Fi STATION HW-01Hは通信速度も高速を約束しており、バッテリー容量も最大のものを搭載しており、長時間の使用にも耐えることが可能です。
docomoのWi-Fiルーターは基本的に製品を買い取るシステムなので、月々の基本料金の他に本体料金の分割金も加算されていきます。
docomoのWi-Fiルーターは解約金が発生するのか?
プロバイダやWi-Fiルーターはどのキャリアや通信企業でも、契約内容に最低の使用期間を設けています。これはdocomoでも同様で、Wi-Fiルーターに関しても最低2年間の使用をユーザーに課しています。このため契約した際には、最低でも2年間の利用を念頭に置いて手続きをしていきましょう。しかしだからと言って解約ができないわけではありません。
docomoでWi-Fiルーターを契約しても、何らかの理由で解約を行わなければいけない状況にもなるでしょう。契約の利用期間内に解約をする際には、解約手数料が発生します。これは選択したWi-Fiルーターや契約内容によっても差がありますが、基本的に9,500円(税抜き)が発生します。このため契約解除の際には同額の解約手数料を、お近くの店舗や振り込みなどの方法で支払います。
これは契約にある2年間の利用を超えた解約であれば、解約手数料が免除される可能性もあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。そして2年間の指定利用期間内に解約を行う際には、Wi-Fiルーターを変換しなければいけません。これはお住いの近くにあるdocomoの店舗へ直接返却すればOKです。その他Wi-Fiルーターの解約手続きには、契約内容の確認などもあるため契約書を携帯しておきます。
これを持っておくと解約手続きもスムーズに行えるので、忘れずに契約書を持っておきましょう。
docomoのWi-Fiルーターの解約方法とは?
では、Wi-Fiルーターの解約に際しての注意点や必要なものを理解したところで、早速手続きを行っていきましょう。docomoWi-Fiルーターの契約解除を行うには、公式サイトでのオンラインによる手続きか、店舗での手続きが必要です。公式サイトでの解約手続きを行うには、契約書の内容を入力する必要があり、さらにログインするための「dアカウント」が必要になります。
dアカウントをお持ちでない方は、あらかじめ発行するための手続きをオンライン上で行いましょう。公式サイトにてログインを行えば、Wi-Fiルーターの契約内容が画面に表示されます。その中に「解約」のチェック事項があるので、カーソルを合わせて手続きを行いましょう。この際、解約手続きの注意事項といった文面があるのでそれらを読み、理解したうえでさらに手続きを進めていきます。
最後に「解約手続きを完了する」といった文言のボタンがあるので、それをクリックして手続きが終了です。このときWi-Fiルーター本体の返却をする必要がある方は、指定の住所への発送するか、お近くの店舗へ直接届けましょう。もう一つの解約方法である店舗での解約は、こちらも契約書とWi-Fiルーター本体を持って手続きを行います。この際印鑑も必要になる可能性があるので、念のために所持しておくのが良いでしょう。
あとはdocomoの店舗へ赴き、Wi-Fiルーターの解約手続きを行います。書類などに記入をしたり契約書に記載されている各種番号の提示も求められるので、店舗スタッフの指示に応じていきましょう。あとは自分のサインか印鑑を押し、解約手続きを終えます。この際解約手数料が発生している場合は、指定された金額を支払います。そしてWi-Fiルーター本体を返却して、契約解除の終了です。
まとめ
docomoはユーザーへのサービスも充実していますが、同時に解約手続きなどもしっかり対応してくれます。特に、Wi-Fiルーターはキャリアによって基本料金なども差がありますが、反面自分が背負うリスク面も考慮して契約も慎重にしましょう。Wi-Fiルーターは一度契約すると滅多に解約手続きはしませんが、できることなら下準備をしてスムーズに行っていきたいですね。