プロバイダ接続サービスで業者を変える理由は色々とあるでしょう。引っ越し、接続速度や使い勝手がよくない、他社でより魅力的なプランが登場したなどが代表的ですね。解約手続きは面倒ですがしっかりやらないと後で困ったことになります。この記事では、コミュファ光の解約手続き方法や違約金についてまとめました。
コミュファ光の解約方法
移転か解約か
引っ越しする場合は、移転と解約の2通りがあります。移転とは、引っ越し先でも今までと同様にプロバイダサービスを受けるように手続きをすることです。コミュファ光の場合、中部エリアを中心にサービスを展開しているため、他の地域への引っ越しの場合は解約せざるを得ない可能性が高いです。移転の場合も解約の場合も、手続き方法は電話のみとなっています。
電話で受け付け
プロバイダサービスであることを考えるとインターネットでの受付がないのは意外ですが、現時点では電話のみとなっています。移転・解約それぞれ専用の電話番号にかけてください。移転の場合、引っ越し先を聞かれます。オペレーターが引っ越し先でのサービス対応状況を調べた結果、解約しなくてはならない場合があります。その際は、別途解約手続きを申し込んでください。
解約の場合の流れ
解約の場合は移転と違って、基本的に確認事項はありません。違約金の発生などについて念のため確認したい場合は、ここで問い合わせるのも良いでしょう。解約が決定すると、レンタル機器の返却などが必要になります。返却方法・返却先などについてはコミュファ光から別途連絡が来るので、それまで待っていてください。返却を行わないと後々のトラブルになるので、必ずきちんと完了させましょう。
コミュファ光を解約するときの違約金は?
基本契約期間以内での違約金
最も高い違約金は、基本契約期間内に解約することによる違約金です。2年以内での解約で27,000円もの違約金がかかってしまいます。この金額はプラン内容にもよりますが、半年分相当の月額利用料金に該当します。引っ越しなどやむを得ない事情の場合は仕方のないことですが、使い勝手や他社の魅力的なプランで解約を考える場合は慎重に検討した方が良いでしょう。
割引オプションに関する違約金
割引オプションを契約していた場合、期間内での解約による違約金が別途発生します。
・長トク割違約金:5,000円
・ステップ割違約金:5,000円
・約束割引「得得だがね」:5,000円
・つづけ得違約金:24,000円(割引適用期間の残余期間が2年以上〜3年以下の場合)
・光テレビ工事費割引違約金:15,700円(5年間利用約束で2年以内に解約の場合)
違約金条件はきちんと確認しよう
コミュファ光で契約したサービスによって、さまざまな違約金を支払う可能性がありますが、支払い条件は各々のサービスによってかなり細かく違いがあります。自分で判断が難しいケースは、コミュファ光に直接問い合わせをすることをおすすめします。大丈夫だろうと思って申し込んだら、違約金を請求されることになってしまったというトラブルを防ぐためです。また、違約金以外にも撤去工事費もかかり、申し込み時期によって金額は異なります。
解約での要注意点
再設定・再工事が必要になることもある
他社のサービスに切り替える場合は、PCの設定変更作業などが必要になる場合があります。光ネットであれば、パソコンの設定、メールアドレスの再取得、セキュリティソフトの再インストールなどが必要です。回線を撤去したり、他社の回線を引き込む工事が必要になるケースもありますし、ルータなどの機器の設定も変更しなくてはならないこともあります。光電話の場合は新しく電話番号の取得、番号ポータビリティのための工事、転送サービスの設定変更が必要になることがあります。
会員特典は利用できなくなる
コミュファ光を契約することによって利用していた各種サービスの利用はできなくなります。
・auスマートバリュー:解約することによりauスマホの月額料金の割引がなくなる。
・auまとめトーク:auへの無料通話適用がなくなる。
・コミュファ光 Club Off:ショッピング・レジャー・グルメなどの利用ができなくなる。
・NHK衛生放送受信料「団体一括支払」:NHK受信料の割引がなくなる。
まとめ
コミュファ光の解約方法は電話受付のみです。基本契約期間や割引オプションに関連する違約金が色々とあります。判断が付かない場合は問い合わせてみてください。レンタル機器の返却など、必要な手続きはきちんと行ってくださいね。