DTIの解約には時間がかかるといわれています。それは、他のプロバイダと異なり、解約手続の前に解約申請が必要だからです。DTIからスムーズにプロバイダを乗り換えるために、DTIの解約手順と注意点について解説していきます。
DTIの解約には時間がかかる?解約手続はどうしたらいい?
DTIはオンラインや電話のみで解約できない
DTIは他の多くのプロバイダのように、オンラインのみで解約手続を行えるメニューがありません。解約するためには、一旦スタッフから説明を受け、解約手続を進めることとなっています。一度説明を受けた後は、解約申請書が送られてくるので必要事項を記入して返送するか、オンラインで解約の手続を行います。手順の説明をきちんと受けられて親切ですが、少しだけ手間がかかりますので注意しておきましょう。
解約申請をするには?
解約申請は、オンライン(マイページ)や電話で可能です。受付は平日の10:00〜17:00となっています。契約内容や解約に伴う注意点などさまざまなケースが考えられるため、DTIでは専門のスタッフによる説明に納得した後、解約手続方法の説明がなされます。解約を考えている場合には、まずカスタマーサービスへ連絡してみましょう。
DTIカスタマーサービス:0120-830-501
携帯やPHSからは、03-5749-8091(通話料有料)で対応しています。
電話の時間がとれない場合はコールバックサービスを利用しよう
DTIのカスタマーサービスの受付時間は限られていますが、ホームページでコールバックの予約ができるので、日中時間が取りづらい場合に活用しましょう。予約は日付と時間を1時間単位で指定できるので,便利です。前日まで予約、および予約の変更が可能です。万一コールバックに出ることができなかった場合には、予約はキャンセルとなります。
DTIのプロバイダ解約で違約金が発生するケースは?
最低利用期間を満たしていない場合
DTIの接続プランには、最低利用期間が設定されているものもあり、それ以前の解約には解約手数料がかかりまます。最低利用期間はおおむね3か月〜24か月となっていますので、解約したい場合には契約状況をチェックしておきましょう。解約手数料は、最低利用期間分の利用料金と同額となります。途中でプラン変更を行っていた場合には利用期間の計算が変更になる場合もありますので、カスタマーサービスで確認してみてください。
同一プランでも申込元によって最低利用期間が異なる
また、注意しなければならないのは、キャンペーンや他サイトからプロバイダ契約を行っていた場合です。例えば、DTI 光 with フレッツの場合、通常の契約では最低利用期間の設定はありませんが、NTT116(webを含む)からDTIの申込を行っていた場合には24か月の最低利用期間があり、途中での解約は10,000円(税抜)が手数料としてかかります。
auひかりで継続割引プランを利用している場合
auひかりの「ホームお得プラン」(2年契約)、「ホームずっとギガ得プラン」(3年契約)の場合、契約解除免除月以外での解約では、解約手数料が発生します。auひかりの場合プロバイダのみの変更はできず、光回線ごと解約することになってしまうので、このような違約金が発生してしまいます。auひかりで乗換を考えている場合には契約更新月のタイミングを狙いましょう。
DTIのプロバイダを解約する際の注意点
解約手続は25日までに
DTIの解約手続は25日締の月末解約となり、料金の日割計算はなされません。解約を希望している場合にはこの締め日までに行うよう、注意しておきましょう。また、解約手続を行っていても、インターネット回線の契約が残っている場合は、月末までサービス利用が可能です。解約予定が決まっている場合には早目に解約手続をしておいてデメリットはありません。
メールアドレスを残すことはできる?
DTIでは、プロバイダ契約を解約した場合でも、メールサービスのみを利用できる「Ubicプラン」があります。「Ubicプラン」は、IMAPに対応した大容量の「DTI Cloud Mail」と従来のPOPメールの「DTI Legacy Mail」から用途に合わせて選択することが可能です。月額200円(税抜)で最低利用期間設定もありません。
まとめ
DTIのプロバイダ解約は、他のプロバイダよりも手順が多いです。しかし、契約方法にさまざまな種類があることからも、スタッフの説明が必須な点は親切ともいえます。プロバイダの乗換をお考えの場合には、早めに手続について確認しておきましょう。