光インターネットといえばフレッツ光を思い浮かべる方も多いでしょう。ただフレッツ光の場合、別にプロバイダも選ばなければならないため、選ぶのが面倒くさいです。しかしSoftBank 光であればプロバイダ選びで悩む必要がなく、一括して光インターネットに申し込むことができます。そんなSoftBank 光についてご紹介していきます。
SoftBank 光の特徴
SoftBank 光とはその名の通り、大手通信キャリアSoftBankが提供する光インターネットサービスです。NTTの光回線をSoftBankがレンタルし、プロバイダもセットで販売しています。今までは、フレッツ光回線とプロバイダを別々に契約する必要がありました。しかしSoftBank 光は、光回線からプロバイダまで一緒に提供しています。
つまり申し込む際は、SoftBank 光の申し込みだけで済むということです。SoftBank 光はSoftBankユーザーですと、スマホとセットで申し込むことで最大2,000円の割引が受けられます。スマ放題・スマ放題ライトとデータ定額パック大容量(10GB/15GB/20GB/30GB)に加入しているのであれば、2年間は2,000円割引、3年目以降は1,000円割引が受けられます。
そもそもプロバイダとは?
この割引はあくまでも、1人で契約している場合なので、例えば家族4人とも前述の料金プランに加入しているのであれば、家族合わせて8,000円の割引が受けられるわけです。家族全員がSoftBankユーザーであれば、その分SoftBank 光に加入したときの利点は大きいといえるでしょう。
SoftBank 光の月額料金
そして気になるのが月額料金だと思います。SoftBank 光は集合住宅で月々3,800円、戸建ての場合5,200円です。この料金はプロバイダ料込みです。OCNのフレッツ光が月額5,600円ということを考えると、SoftBank 光の月額料金は安いといえます。
フレッツ 光ネクストをご利用中なら初期工事費・解約金無料
現在フレッツ 光ネクストをご契約中の方で、SoftBank 光に乗り換える場合、初期工事費とフレッツ光の解約金は無料になります。ただすでに契約中のプロバイダの解約金は、その業者によって払う必要が出てきます。
SoftBank 光を検討すべき人
現在すでにフレッツ 光ネクストと、SoftBankのスマホをご契約中であれば、乗り換えるべきです。特徴でも前述した通り、フレッツ光の解約金は無料になりますし、光回線をそのまま使うため、初期工事費もかかりません。また、SoftBankユーザーであれば最大2,000円の割引が得られるため、メリットは大きいでしょう。
それに現在フレッツ光をご契約中でなくても、SoftBankユーザーで固定回線を検討中であれば、SoftBank 光一択といっていいでしょう。スマホとセットでお得な特典を受けられるサービスは、SoftBank 光しかありません。
料金に関してはauひかりの場合、戸建ては月5,600円から始まります。そして13カ月目からは月5,500円になり、長く使えばその分だけ安くなっていきます。最終的に4,900円まで下げることが可能で、マンションタイプであれば月3,400円〜5,000円となっています。ドコモ光であれば戸建ての場合は月5,200円で、マンションであれば月4,000円です。どちらも2年の契約であることが条件です。
SoftBank 光を検討すべきでない人
まずSoftBankユーザーでない人であれば、SoftBank 光よりも他社大手キャリアが提供しているドコモ光やauスマートバリューが選択肢に入ってくると思うので、SoftBank 光は検討すべきでないです。
また高額のキャッシュバックが欲しいという方も、SoftBank 光は検討すべきでないでしょう。確かにSoftBankユーザーであれば、最大2,000円の割引特典がついてくるため、長期的に見るとキャッシュバックよりお得です。しかし、まとまったお金が欲しい方や、SoftBankユーザーでないのであればメリットは薄いですね。
さらにこれから、格安SIMへの乗り換えや他社キャリアへの乗り換えを検討しているのであれば、SoftBank 光はおすすめできません。最近では格安SIMを提供するMVNOとコラボした光インターネットも増えています。そのため安易にSoftBank 光を申し込み、長期間SoftBankに縛られるのは、リスクが大きいかもしれません。
まとめ
以上SoftBank 光について解説していきました。これからもずっとSoftBankのスマホを使い続ける予定という方は、SoftBank 光から受ける恩恵は大きいでしょう。ただ格安SIMに乗り換える予定がある方は、SoftBank 光を契約することで乗り換えへのハードルが高まってしまいます。大手キャリアとコラボした光インターネットは特典も大きいですが、その分長期間縛られる可能性が出てきますね。