光回線

お得な光コラボレーションはどこ?光コラボ事業者を比較しました!

フレッツ光はNTT東日本と西日本だけですが、光コラボレーションに参入している事業者は、NTT東日本だけでも300社以上、NTT西日本は100社近く参入しています。それらの事業者の中からどこを選択したらいいでしょうか。様々な点から比較してみました。

フレッツ光に代わる高速通信・光コラボレーション

光コラボレーションは、NTT東日本、NTT西日本のフレッツ光のインターネット回線を、NTT以外の事業者が借り受けて提供するサービスです。

フレッツ光を光コラボレーションに転用させるときは、原則工事も不要の上、フレッツ光の違約金も発生しません。光コラボレーション事業者は、キャッシュバックなどの独自のキャンペーンを展開しているので、上手に利用するとお得になります。

また、回線提供者とプロバイダが同一なので、請求やサポート窓口が一体化され、かつ、光回線とプロバイダの契約が一度にできるという点も魅力です。光コラボレーションの事業者を自分の通信事情に合わせて選択することができるというメリットもあります。

多くの光コラボレーション事業者の中から、現在使用しているフレッツ光から光コラボレーションへ「転用」を対象に、毎月の利用料やキャンペーンなどを比較してみました。

3大キャリアに関する光コラボレーションを比較

最初に、3大キャリアといわれているドコモ、ソフトバンク、auに関連した光コラボレーションの内容を比較してみましょう。

ドコモ光「ドコモ光パック」

月額利用料
(マンション)タイプA 4,000円/タイプB 4,200円

ドコモ光の月額利用料は、プロバイダによってタイプAとタイプBに設定されています。ドコモの携帯電話やスマートフォン、タブレットと一緒に契約するとセット割として、最大3,200円の割引があります。さらに、「セット割+ずっとドコモ割」で最大5,700円の割引となります。「ずっとドコモ割」とは、15年以上ドコモを利用している人が対象です。

ドコモ光の支払い分だけdポイントがたまり、さらに、ドコモ光の契約時には、dポイントが10,000ポイント加算されるなどのキャンペーンを展開しています。

多くの光コラボレーション事業者の中から、現在使用しているフレッツ光から光コラボレーションへ「転用」を対象に、毎月の利用料やキャンペーンなどを比較してみました。

SoftBank光「おうち割 光セット」

月額利用料
(戸建て)5,200円
(マンション)3,800円

SoftBank光は、携帯電話やスマートフォンとセットで契約すると、スマートフォンの利用料が毎月最大2,000円割引となる「おうち割 光セット」などがあります。SoftBank光は期間限定のキャンペーンが多く、先にあげた「おうち割 光セット」の割引額がさらに1,080円増額や毎月2GBプレゼントなどの「光でギガ特盛キャンペーン」で集客しています。
※2016年5月27日(金)から2016年8月20日(土)まで。

au「auセット割」

So-net光、@nifty光、DTI光などの光コラボレーションではauの携帯電話やスマートフォンとのセット割を実施しています。光回線の利用料が、毎月最大1,200円の割引となります。

プロバイダ事業者が提供する光コラボレーション

次に、プロバイダ事業者の月額利用料の比較をしてみましょう。メジャーで利用しやすい事業者を選択しました。

DTI光

月額利用料
(マンション)開通月:無料 割引期間終了後:3,600円

auの携帯電話やスマートフォン、タブレットを一緒に利用することで、「auセット割」が適用になり、DTI光の月額利用料から最大1,200円が割り引かれます。また、SIMカードサービスの「DTI SIM]を合わせて契約した場合、「SIMセット割」の対象となり毎月150円割引となります。また、東京ガスを利用している家庭では、毎月戸建てで250円、マンションで100円割引になる「東京ガストリプル割」というサービスが受けられます。

ビッグローブ光

月額利用料
(マンション)1〜24ヶ月目:3,700円  25ヶ月目〜:4,080円

「ビッグローブ光」と「BIGLOBE SIM」のセット割で、さらに300円割り引かれます。

U-NEXT光

月額利用料
(マンション)3,480円 「にねん割」適用:3,180円

「にねん割」とは、24 ヶ月間の定期契約で、解約を申し出ない限り24ヶ月ごとに自動更新されます。さらに、プロバイダの「U-Pa!」と合わせての契約で、戸建ての場合は200円、集合住宅は150円が毎月の支払い分から減額となります。

So-net光

月額利用料
(集合住宅)開通月:無料 1〜12ヶ月目:4,000円 13〜24ヶ月目:3,950円

契約後、開通月の翌月から、1年ごとに月額利用料の割引額が大きくなり、最終的に戸建てで4,700円、集合住宅で3,800円まで下がります。また、auのスマートフォンなどと利用することで「auセット割」が適用され、光コラボレーションの利用分から最大月額1,200円の割引となります。

@nifty光

月額利用料
(集合住宅)開通月:無料 割引期間終了後:3,800円

auの携帯電話やスマートフォンと一緒に利用すると「auセット割」の対象になり、月額利用料が最大で1,200円割り引かれます。

事業者ごとに設定はさまざまですが、開通月の利用料が無料になるサービスや、月額利用料1年ごとに割引額を大きくするシステムなどがあります。自分の利用環境を考慮して検討しましょう。

まとめ

光コラボレーションをどこにするか迷ったときは、自分の使用している携帯やスマートフォンの利用状況、インターネット環境を考慮に入れて検討してください。いったん契約すると、解約したくても24ヶ月の縛りがあって解約できない、あるいは違約金の支払いが必要になってしまいます。キャッシュバックなどに釣らされないように注意しましょう。

※本記事に記載されている価格はすべて税抜きです。